ナースの広場|なでしこレディースホスピタル|神戸市西区 産婦人科・小児科・内科

日本助産師評価機構アドバンス助産師在職


副院長兼看護部長 
総毛 薫

井吹台の地に開院して5年目を迎えました。
この4年間で2000人の赤ちゃんと出会い、200人の方々の尊い命をお送りする現場を繋げることができました。スタッフをはじめ多くの方々のサポートを心から感謝致します。
5年目を迎えた看護部では、開院当初から大きな力を貸してくれたスタッフの3分の2が入れ替わりました。しかしその一方で、様々な環境での貴重な経験をもった新しいスタッフを迎えることができました。
これも先輩スタッフの方々が患者さまにとっても働くスタッフにとっても魅力ある、なでしこレディースホスピタルを創り上げてくださった結果だと思っています。
緊張しながらも真摯に患者さまに向き合っている新入職の方の姿は、本当に頼もしく思えます。 患者さまに寄り添い質の高いケアを提供することを目標にチームワークを働かせて歩みたいと思います。

最近、読んだ「チームが機能するとはどういうことか」というエイミー・C・エドモンドソンの本の中で「心理的に安全な場をつくる」ということが学習するチーム(成長できるチーム)をつくるのに大切なことの一つとして書かれていました。
心理的安全があれば、組織やチームで、厳しいけれど効果的な対話ができアイディアを共有し、新しい発見や自分を振り返り成長することができるというのです。
私が病棟科長になった時に、「言いにくいことを何でも言ってもらえる管理者になりたい」とスタートした時のことを思い出します。しかし時間の経過とともに、「相手の思いをまず受け取ること」ではなく、自分の思いのフィルターを通して相手を見てしまい、スタッフの力を十分に引き出せていないことに気づかされました。

個性のある、大切なスタッフ一人ひとりが安心して自分の意見を伝えることができる「心理的に安全な場」を創り、厳しいけれど効果がある対話のできるチームを創ることができれば、患者さまの思いに添ったケアの広がりは未知数です。

新しく与えられた年、各部署で、チームで、成果を上げるために「自分に何ができるのか」を問いかけながら一緒に歩んでみましょう。
きっと思いや願いを越えた足跡を残すことができるに違いありません。

H29年度の看護部目標

①高い倫理観をもち、環境の変化に柔軟に対応し患者の権利を尊重した看護が実践できる。

②クリニカルラダーをもちいて、自己の課題を明らかにしキャリア開発できる

看護理念
―尊い命に輝きを―
専門職として、知識・技術・創造力を高め尊厳を基本に、患者中心の看護を実践します。
看護方針
  • 患者中心の看護を最優先し、患者満足を追求します。
  • 看護の質を保証し、安全で快適な環境を提供します。
  • 自立し看護師の成長を支援し、次世代の育成に努力します。
  • 継続的な業務改善に心がけ、健全な病院経営に参画します。
  • 地域連携を強化し、在宅支援を推進します。
産科病棟の理念
  • 知識、技術、柔軟な感性をもって患者様に寄り添い、患者様の持っている力を十分発揮できるように、また異常の早期対応ができるようにサポートします。
  • 安全安楽で、最善なサポート提供のために、日々の学習やトレーニングを行ないます。
  • カンファレンス、記録というコミュニケーション技術を用いて、チームワークを活かした、継続性のある質の高い看護サービスの提供を目指します。
  • 学生指導、スタッフ教育、保健指導などをとおして、すべての人に教育的な関わりができるスタッフを育てます。
混合病棟の理念
患者様の人権と人間性を尊重し、患者様・患者家族様へ安全で満足していただける質の高い看護サービスを提供します。
外来の理念
患者様の来院目的達成のために、スタッフ間の連携強化や安全な環境に配慮し、患者様の満足に繋がる医療・看護を提供します。
  • 一般病床 7:1
  • 固定チームナーシング及び機能別看護

人材育成に力を入れております。
当院では、ラダー制を導入し新人看護師からエキスパートナースへと段階を踏んで看護実践能力を育成しております。教育担当者が年間計画に則り、多くの知識・技術を修得できるよう、研修を企画・実施しています。

教育理念
専門職の自立(自律)支援と次世代の育成
教育方針
  1. 社会が求める看護職としての役割を理解し、対応できる能力を育成する。
  2. 実践において必要とする、知識・技術・態度を学習できる機会を胎教する。
  3. 専門性を追求する、個々の目標を支援する。
  4. 次世代の育成において、共に成長・発達できる教育の場を整備する。
  5. 個人を尊重し、傾聴・共感をもって行動できる人材を育成する。
  • プリセプターシップ
  • 目標管理
  • ジェネラリストのためのキャリア開発ラダー導入
看護部委員会活動
教育委員会 臨床指導者会 ACLS委員会 OP委員会
院内研修
なでしこレディースホスピタル院内研修in2017についてはこちら(PDFファイル)

2年目を迎え、「対象場所」、「決めた理由」、「医療安全、業務改善の視点からの期待すること」などを明らかにし、前年度の課題をふまえ5S活動に取り組んだ。
スタッフを巻き込んでいくことができなかった部署もあったが、責任者を決め実働するスタッフを巻き込み意見やアイディアを汲みとり成果をあげている部署もあった。5S活動が、職場環境を整え、医療安全を守り、経済効果を生み患者ケアの質の向上につながることをスタッフが実感できる活動につなげていきたい。
各部署の年間の活動の実際は以下の通りである。

活動報告

H28年度5S活動の報告   こちらPDFファイル表へ▶

日時 内容
4月
  • H27年度、年報報告、5S活動報告を グリーンリーフ高倉、小野部長、時本部長を招いておこなった。
5月
  • 各部署、5S活動計画書を提出。運営委員会で発表。
8月
  • 運営委委員会にて、活動報告。
9月
  • 運営委委員会にて、活動報告。
11月
  • 運営委委員会にて、活動中間発表をおこなう。(パワーポイントを用いて)
H29年3月16日
  • H28年度、5S活動を運営委員会にて報告した。
    年報においても報告する。
今後の課題

① スタッフを巻き込み、部署を超えて5S活動を実施し成果を得る。
② 5S活動を楽しみ、活動を継続できる。