ヘルスアップコラム

25日2018年10月
2018-10-25
子どものアレルギーや喘息

子どものアレルギーや喘息

酷暑と言われた夏も過ぎ、気づくと朝が明けるのも遅くなりましたね。夕方の陽が暮れるのも早くなって、秋が深まっていくのを感じる季節になりました。気温が下がり、秋の足音が聞こえてくると、朝に鼻水やくしゃみが出たり、夜寝る前や睡眠中に咳が出ることがあります。「急に寒くなったから風邪をひいてしまったかな」と思いがちですが、アレルギーが原因で起こっている可能性もあります。

子どもの喘息

喘息を起こす原因は、風邪や台風などの天候、運動やほこりなど、様々な要因によって引き起こされます。最近よく耳にする咳喘息ですが、検査では喘息とは認められず、喘息特有のヒューヒューやゼーゼーといった音もない、喘息の一歩手前の状態を咳喘息と言います。小児喘息では、アレルギーに関連するタイプの喘息が多く、その中でもダニが最も多いと言われています。ダニのアレルギーでも、直接の原因はダニそのものではなく、ダニのフンや死骸です。日本の気候では、高温多湿な夏が最もダニが繁殖する季節で、アレルギーの原因となるフンや死骸は、秋に最も多くなり、喘息の症状が出やすい季節と言えるでしょう。

アレルギー対策

アレルギーの原因となるダニのフンや死骸は、寝具の中に存在することが最も多く、次いで絨毯、ソファー、畳、フローリングといった順になります。夜だけでなく、お昼寝をすることも多い子どものアレルギー対策は、寝具から行うことをおすすめします。寝具のカバーは、最低週1回は丸洗いし、布団も週1回のペースで表面を掃除機がけしましょう。お布団を干すと気持ちいいですが、天日干しだけではダニ対策としては不十分です。ぬいぐるみなどもなるべくベッドの周辺は避け、洗えるものを選び、こまめな洗濯を心掛けてください。アレルギー要因の中でも、動物や食品と違って、ダニを完全に避けることは不可能です。ダニのアレルギーは、なくそうとするのではなく、減らすことを継続的に行っていくことが大切になります。

喘息は症状によって、早い段階から投薬などの適切な治療を行うことも重要ですが、環境を整えることは喘息の治癒のための基本で、定期的な寝具の洗濯や掃除機がけで、ダニのアレルギーによる喘息の発作を減らすことにも繋がります。過ごしやすい秋の季節、家族みんなでご自宅のお掃除をされるのも素敵な過ごし方のひとつかもしれませんね。

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